【チロシン】タケノコの白い結晶【もやもや】

有機化合物

GW前後からタケノコの季節!

お~けむは実家からタケノコの水煮が送られてきました

おーけむ
おーけむ

たけのこご飯、土佐煮、酢豚を作って堪能しました!

水煮を保管していると、何やら白いモヤモヤが…

まさかカビ?

この白いモヤモヤは一体なんのでしょうか

結論

タケノコの水煮に出てくる白いモヤモヤ、つぶつぶの正体は、チロシン

食べても問題ありません

タケノコの水煮

タケノコのアクを抜くために、茹でたものです

スーパーにも、いろいろ出回っていますね


生タケノコを自家製で茹でて作ることもできます

保管は、水に浸して冷蔵庫保存

水は毎日換えましょう

しかし、一晩経つと何やら白いもやもやが

タケノコ本体にも、白いつぶつぶがくっついていることも

この正体は、チロシン

チロシン

タンパク質を構成するアミノ酸

タケノコ100 gあたり180 mgのチロシンが含まれています

フェニル基を持つチロシンは、アミノ酸の中では水に溶けにくい性質があります

加熱などによって溶けだしたチロシンが、冷蔵庫の中で析出、結晶化したものが、

この白いもやもや、つぶつぶの正体でした

アミノ酸なので、食べても問題なし!

むしろ食べたほうが良いですね

ドーパミンの元?

チロシンは、体内で意外な物質の原料にもなっています

それは、ドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンなど神経伝達物質

脱炭酸、フェニル基部分が酸化されることで、これらの物質に変化します

まとめ

タケノコ水煮の白いもやもや、つぶつぶは、アミノ酸のチロシン

食べても問題ありませんでした

季節を感じるタケノコを楽しみましょう!


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