無濾過、濁り
そんな焼酎を見たことありませんか?

”濁り”って特別感があっていいよね!

おーけむ
焼酎って蒸留酒だよね?
濁りってなんだろう?
焼酎は蒸留酒なのに、なんで濁るのでしょうか
結論
濁りの正体は、フーゼル油と呼ばれる高沸点揮発成分
濁り焼酎って?
冬になると、濁り焼酎が各社からラインナップされてきます
あるいは、無濾過焼酎ともいわれています
お~けむのお気に入りは、白金酒造の「三代目和助 本にごり」
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それ以外も、もちろんおいしいですよ~
実際に、白い濁り成分が入っている銘柄
全く濁り成分がないものの、”濁り”を謳っている銘柄など様々
共通する製法が、”無濾過”であること
実は、焼酎は蒸留、甕での熟成後に、濾過されて瓶詰めされていたのです
熟成中に、濁り成分が現れます
この濁りは、焼酎の雑味にもなるため、取り除いていたのですね
あえて濁りを取り除かず、香りとして楽しもうというものが、濁り焼酎だったわけです
濁りの正体は?
フーゼル油と呼ばれる、高沸点の揮発成分です
つまり、エタノールよりも沸騰する温度が高いものの、エタノールと一緒に蒸留される成分
これらは、水に溶けにくいため、白い固体として現れます
フーゼル油の主成分は、炭素の数が5つのアルコール

イソアミルアルコールは、沸点131 ℃ですね
そのほかの成分としては、様々なアルコール類

脂肪酸エステルが含まれています

脂肪酸エステルって、匂いが良いものが多いんですよね
酢酸イソアミルは、メロン・バナナに似た香り、
カプロン酸エチルは、リンゴに似た香りがします
複雑に混ざりあった成分が、深みのある味と香りを作り出しているのですね
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